よくわかる作曲の教科書レビュー〜作曲初心者なら持っておくと便利!〜
参考書2冊目です。
今回もDTM初心者向けの作曲参考書になります。
- 書籍名 よくわかる作曲の教科書
- 著者 秋山公良
- ページ数 151ページ
こんな人にオススメ
音楽理論はほぼ知らない人
コードの作りや意味を理解したい人
僕はこの本を
「思いどおりに作曲ができる本」
の次に買いました。
「よくわかる作曲の教科書」も1問1答式になっています。
左ページが説明文、右ページに実際の譜面やイメージなど。
レイアウトとしてはほとんど変わらないんです。
「思いどおりに作曲ができる本」との違いは
音楽理論(コードの作りや進行)をメインってことですね。
「思いどおりに作曲ができる本」
はドラムの打ち込みやギターの重ね方など、
DTMでのテクニック的な項目も後半出てきます。
「よくわかる作曲の教科書」には理論の説明がメインです。
でも心配しないでください。
かなり簡単な言い回しで書かれています。
また、この本ははじめから順番に読むと、
必要な知識順になっているので、順番に勉強が出来ます。
ちょくちょく譜面の例が出てきますが、
作者のHPで実際に打ち込んだ音源を聞くことができます。
歌は初音ミクにやってもらったりしました。
最初の1冊におすすめ
両方持っている僕としては
まず「よくわかる作曲の教科書」から始めるのが
初心者さんには向いていると思います。
順序立てて知識が勉強できるし、
コード進行虎の巻のページはとてもお世話になりました。
評価
よくわかる作曲の教科書
内容 4.5
初心者向け 4.5
分かりやすさ 4.5
長くて難しい楽典を読むよりは
よっぽど手軽で読みやすいのでおすすめです。
「思いどおりに作曲ができる本」は曲作りに詰まった時の
Q&A手引きの用に使ってあげるのが効率がいいと思います。
最初は「思いどおりに作曲ができる本」、
「よくわかる作曲の教科書」どちらか1冊を読んでから次に行きましょう。
説明が同じでも、使っているイメージや
譜面が違うので頭の中で混乱します。
よくわかる作曲の教科書レビュー関連ページ
- 思いどおりに作曲ができる本レビュー?初心者向き参考書?
- 「思いどおりに作曲ができる本」はDTM、作曲初心者にも読みやすい形式の参考書です。
- DTM打ち込みフレーズ制作技法レビュー〜打ち込みおすすめ実践書〜
- 皆さん、楽しく打ち込みやってますか? 今回は僕が打ち込みに関して 使っている参考書を紹介しようと思います。 DTMを始めた頃・・・ ドラムのフィルの作り方がわからず、 毎回スネアを連打させるだけといった 単調なものになってしまっていました。 また、僕はギタリストですが打ち込みでギターをするとなると、 どうやって人間らしさを出すのかさっぱりでした。 そんな時参考になる本はないかと見つけたのがこの書籍です。