TASCAM US-144MKUレビュー
扱いやすいシンプルな設計
上部に設置されたノブでのコントロール
リーズナブルな値段
動画サイト投稿にも活躍
最近は動画サイトなどの活躍により、
オーディオインターフェースの存在がかなり知られてきました。
歌ってみたや弾いてみた、自作曲の投稿などを見かけたことはありませんか?
「自分も作曲や歌ってみたの投稿をしたいけど、
あまりお金をかけるのはなぁ・・・」
そんなオーディオインターフェース初心者にぴったりなのが
TASCAM US-144MKUです。
シンプルかつ機能性重視
US-144MKUを一言で表すなら
「分かりやすさ」に重きを置いた製品です。
順番に見ていきましょう。
全体画像
まず上から見渡してみると上部にコントロールするツマミがあります。
モニター、ラインアウト、フォン音量
下2つがインプットの音量調整です。
このツマミを操作するだけで音量の調節はOK。
特にラインアウトとヘッドフォン音量の個別調節ツマミはありがたいですね。
パソコンの音量をマウスでいじらなくても
2つのツマミでスピーカーとヘッドフォンの音量をササッと調節。
うーん、わかりやすい。
入力、出力が上下にわかれているのもわかりやすい。
入力、つまりギターやマイクなどの録音する為に接続する部分は下。
出力、スピーカーなどのモニター系は上。
初心者の方にとって
見ただけでどこに何を接続するのか分かるのは大きなポイント。
入力部分
TASCAM US-144MKUの入力はとってもシンプル。
マイクなどをつなぐXLR端子が左右に一つづつ。
ファントム電源にももちろん対応。
マイクを2本使えば
ステレオでの録音も可能で録音の幅が広がります(゚∀゚)
真ん中はラインインが2つと、
ヘッドフォンでモニタリングするためのフォン端子。
ギターは左のフォン端子に接続します。
ハイインピーダンスも対応。
コントロール部分にあるスイッチひとつで簡単切り替え。
(右のフォン端子)
出力部分
これが背面の出力部分。
左からUSB接続、コアキシャル端子、MIDIのイン、アウト、ラインアウトの端子。
USBバスパワー駆動なので電源は必要ありません。
USBでパソコンに接続すればOK。
コアキシャル端子はデジタルなので
コンポなどと接続することも可能。
モニタースピーカーは右のラインアウトへ。
ごちゃごちゃしていないのでわかりやすいですね。
音質はどうか?
安いからと言って決して音質が悪いわけではありません。
作業のしやすい癖のない音でした。
モニタースピーカーやヘッドホンを併用すれば
もっと音周りがはっきりしてきます。
通常の音楽を聞く場合も音がはっきり聞こえるので
今までオーディオインターフェースを利用していなかった人は驚くと思いますよ(^_^)v
Cubase LE5がバンドル
Sterinbergの有名DAW、Cubase LE5が付属します。
この値段でCubaseがついてくるのはかなりアツい。
LEというのはCubaseの下位グレードですが
初めてDTMをする方ならコレで十分。
参考画像
基本的なエフェクトや音源も揃っています。
機能自体は製品版とほとんど変わりありません。
ボーカルのミックスやギターの録音もバッチリです。
評価
TASCAM US-144MKU
音質 3.5
使いやすさ 4
値段 4
わかりやすくコストパフォーマンスに優れた製品です。
分かりやすさをメインにした製品
シンプルかつ操作性の良いツマミ
Cubaseバンドル付属込での値段の安さ
値段も安いし、初めてのオーディオインターフェースとしては
オススメ出来る製品ですね。
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