QUAD-CAPTUREレビュー
自宅でDTMを始める方には最適の大きさのオーディオインターフェースです。
僕は同じローランドのUA-25EXを使用していますが、
QUAD-CAPTURはUA-25EXの後継機といってもいいでしょう。
紺色の見た目がなかなかかっこいいです。
ここに注目
DAWソフト「Sonar」と同じメーカーなので相性がいい
机においても邪魔にならない大きさ
手の届くお手頃な値段
ローランドなら安心の音質
というのがポイントです。
大きさは重要
QUAD-CAPTUREは見た目の割に
軽く、場所も取りません。
自宅で使う場合はこれくらいで十分です。
横置きなので、安定しています。
SONAR X1LEがバンドルで付属
バンドル品として「sonar X1シリーズ」のLE版が付属します。
ローランドのバンドル品は他のメーカーよりも
制限されている機能が少ないのもポイント高い。
参考画像
初心者の方はこれでDTMをすることが出来ます。
いろいろ出来るようになったらアップグレードしてみてもいいんじゃないかな。
音質はどうか?
スタジオやライブハウスに必ずあるギターアンプに、
「JC−120」、通称ジャズコというアンプがあります。
「JC−120」はローランドの製品なので
このQUAD-CAPTUREもおなじ音質を持っていると言えます。
実際僕のUA-25EXもそうでした。
よく言えばそのままの音、悪く言えば味気ない音。
だから、エフェクターの掛かり方がとても素直です。
ギタリストの方はイメージしやすいんじゃないでしょうか?
出音も変化する
僕はDTMに限らず、パソコン上の音をすべてUA-25経由で鳴らしています。
itunesの曲を鳴らしてみた感想は音に元気が出た。
というのが第一印象ですね。
安物のスピーカーからですが、
パソコンから直で鳴らすより心地いいです( ´ ▽ ` )ノ
QUAD-CAPTUREは入出力が4in4outですので
デジタルでのアウトプットにも対応しています。
背面画像
オレンジのコアキシャル端子というのがデジタルの入出力になります。
ミキサーでまとめた音をデジタルで送りたい人や
デジタル端子があるモニタースピーカーをつないで
音の劣化を極力無くしたい人なんかは使い道が豊富です。
僕の持つUA-25EXは2in2outですのでここも少し多機能になっていますね。
癖がなく、音作りはしやすいので
初心者でも使いやすいです。
自動で録音レベルを調節するAUTO-SENS
これがなかなか便利。
普通、録音するときは自分で入力(ギターやマイク)の音量を調節して録音します。
こうしないと音が割れてちゃんと録音できないからね。
自分でやるとかなりシビアな調整が必要です。
でもAUTO-SENSを使うと
自動で入力音量をちょうどいいレベルにしてくれる!
DTM始めた初心者には嬉しい機能。
さっと設定できるのはいいですよね。
ちなみにどれくらいのレベルになっているのかは
リアルタイムでLEDメーターが動くのでそこで確認可能です。
前はなかったんですよ、こういう機能。
評価
QUAD-CAPTURE
音質 4
使いやすさ 4
値段 4
全体的にバランスのとれた製品です。
癖のない音質
わかりやすくレイアウトされたツマミ
バンドル付属込での値段
QUAD-CAPTUREに買い換えるのはお得なのか?
〜現在UA-25EXを使っている方へ〜
サポートに電話して聞いてみたところ、
「確かに音質、操作性の向上はあるので物としてはオススメ出来るが、
今UA-25EXを持っている方でそれで十分対応できているのであれば
無理して購入しなくてもいいのでは」
という回答でした。電話対応して頂いた方もUA-25EX持ちだったのですごく分かりやすかったです。
なので、そこまで慌てて買い換える必要は無いと思います。
機能性重視のOCTA-CAPTURE
お金にもう少し余裕があって、
「スタジオでドラムを録りたい!マイクもっと繋げたい!」
って方にはOCTA-CAPTUREがオススメ。
複数のマイクを繋げてスタジオでドラムを録ったり出来るので
バンドでデモを作りたい時とかはかなり役立ちます。
手軽さ重視のDUO-CAPTURE
逆にもう少し予算を抑える代わりに
「もっとシンプルでいい!」
という方にはDUO-CAPTUREがオススメ。
値段も1万を切るのでかなりお買い得です。
ちゃんと付属DAWもついてます。
ノートパソコンをもって外で録音するにはもってこいの大きさです。
QUAD-CAPTUREよりも軽いし小さいので、持ち運び重視の方はこっちでしょう^^
ニコニコ動画などで歌い手さんがいたりしますが、
歌のMIXにも手頃だと思いますよ。
接続できる端子の数などが違ってきますので
自分に合った物を探してみましょうね^^
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